伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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<書評> 千里眼事件 科学とオカルトの明治日本
著者:長山靖生
出版社:平凡社(平凡社新書)


だいぶ以前に読んだ「偽史冒険世界」(ちくま文庫)が面白くて、この著者には注目していました。そのわりに「日米架空戦記集成」(中公文庫)とか「日露戦争」(新潮新書)とか買ったまま読んでないけど。
で、この千里眼事件です。いわずとしれた、明治時代に一大ブームとなった透視、念写の科学的解析がでっちあげだったのか、というあの話です。わかりやすくいえば、「リング」の貞子のモデルですね。
ま、僕はその場にいたわけじゃないし、この事件について研究しているわけでもないけど、やはりこれはでっちあげでしょうね。なにしろ厳正に実験すべき福来博士の態度が怪しすぎる。
しかし、実験としてはお粗末としても、学会の派閥争い的なことで妨害されたり、謎の催眠術師が介入してきたり、その流れが面白すぎ。
歯科医のかたわらこういうことを丹念に調べて書く著者に、敬意。いい仕事です。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 22:46 | comments(8) | trackbacks(4) |
武勇伝でんででんでん
またトラックバックがどだだと。しかもおんなじやつばっか。鬱陶しいぞ。
単語に反応して自動的につけてくるのか?
「おーケん」
これでどうだ。これでも付くのか?

オリエンタルラジオの武勇伝ネタに、「バス停一日三ミリずらし、二年を費やし自宅の前に♪」というのがあるが、一日三ミリで二年て、二メートルちょっとやで。ほとんど最初から自宅の前やん。計算せえよ。ごめんちょっと野暮なことゆうてみた。

今日はほぼ予定通り引きこもって洗濯して掃除して小説書いてました。今からもうひと頑張りします。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 21:33 | comments(9) | trackbacks(22) |