伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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<映画評> キング・コング
監督:ピーター・ジャクソン
出演:ナオミ・ワッツ/エイドリアン・ブロディ/ジャック・ブラック


PJ待望の新作。期待に打ち震えて行きました。
うああああああああああああああーーーすげえ!
何なんだこの圧倒的映像。
勿論いろんな複合的要素があってそのアンサンブルが映画のキモだという事は承知ですが、それでも映画の先ず第一の存在意義は、「ダイナミックな映像」にあるというのが僕の持論です。
その部分に限って感想を言わせてもらうと、今、僕の中でPJは黒澤明に並ぶ存在となりました
血沸き肉踊る映像を撮らせたら今間違いなく世界一でしょう。CGがどうとかのレベルではありません。脳みそからアドレナリンを掴み出されるような感覚です。
子供時代の感覚を完全に脳に残し、圧倒的技術力と演出力で脳内イメージを再現するそのパワーは凄まじい。
いまどき鼻に棒突き刺した原住民やら一メートルくらいあるムカデに襲われたりやら、とことん密林冒険活劇しつつ、主役二人のロマンスは妙に取って付けたような感じでテレが見られるのもまた子供っぽい(笑)。いや、満足。
こりゃ映画部門今年のベスト1です。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 22:04 | comments(7) | trackbacks(6) |