伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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エッセイてなに書いたらいいの?
うおーん、エッセイを書くのは苦手だ。
光文社「ジャーロ」の『私の愛する本格ミステリ』(九月発売)、東京創元社「ミステリーズ!」の『ミステリーズ・バー』(十月発売)、それぞれのコーナーへのエッセイを立て続けに書いた。
あかんわー。面白い文章を書こうとすればするほどドツボにはまる。
僕はエッセイには向いてまへん。
昔の東海林さだおが僕の原点です。今ほとんど版元品切れやねんなーもったいない。
あとがきとかも苦手。出来るだけそういうのはなしにしたいものです。

ところで、このサイトからもリンクしている友人のインディーズ映画作家、西田の新作脚本、「黄昏のリンゴ」が今なかなかすげえことになってきてます。
ここで最後の一本に残ればプロデューサーと予算がついてこの映画を撮らせてもらえるのです。すげえ! 頑張れ西田!
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 作家活動 | 22:21 | comments(3) | trackbacks(11) |
ハカタVOW(老け専編?)
すみません、暑苦しいときに暑苦しいお店。



ほとんどやけくその店名です。客は来るのか。
単に婆さんがやってるだけならまだしも、くそばばとまで言われる人に応対して欲しくないです、正直。

「放題」の字も違うぞ。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | ハカタVOW | 14:57 | comments(2) | trackbacks(151) |
<映画評> グエムル 漢江の怪物
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ/ピョン・ヒボン/パク・ヘイル/ペ・ドゥナ


これまでたびたびお知らせしてきたポン・ジュノ監督期待の最新作「グエムル」の試写会に行ってきました。

前作「殺人の追憶」は言わずと知れた2004年度ハカタベスト1位をゲットした完璧なサスペンス映画。
その素晴らしい演出力に感動し、去就に注目していたところ、新作はなんと……怪獣映画!!
川から発生した謎の巨大奇形魚が人々を襲う!しかも特撮を担当するのは「ロードオブザリング」「キングコング」のWETA。
まるで僕のために作られたようではありませんか。
今年最大の期待を込めて行ってきました。

結果……凄いです。これは凄かった。
ただ、「凄さ」が「面白さ」に直結していないもどかしさがあって、そこのところの説明が凄く難しい。
表面的にはまるっきりハリウッドのB級映画の設定を用いながら、中身はすべてそれに対するアンチテーゼで成り立っているというポン・ジュノ一流のブラック・エンターテインメントとでも言うべきシロモノ。
そのアンチっぷりは、わりとローカルな場所で正体不明の怪物が襲ってきて民間人が退治しようとする、という意味で「トレマーズ」などと比較するとわかりやすいと思うのですが、たとえば「笑い」の要素。
あくまで緊張に対する弛緩、観客を和ませる目的であるハリウッドに対し、「グエムル」は単なる笑いの要素で笑わせない。笑いを取るべき主人公のマヌケな行動で主要人物が死んでしまったりする。これは笑えない。「そんな状況で笑えるか?」というハリウッドに対する痛烈な皮肉。
簡単に人を殺すことが痛快であるかのようなハリウッドに対し、「人が死ぬことが楽しいわけないだろう」といった暗黙のメッセージが地雷のように埋め込まれ、表面上はかなりたくさんあるユーモアがかえってだんだん恐ろしくなってしまう。
宣伝ではほとんど姿を隠されている怪物が、開始十分ほどで思いっきり白日の下に登場するのもアンチハリウッドですね。これは痛快で爆笑しました。

なかなかまだ評価の定まらない難しい作品ですが、監督の実力とその方向性の鋭さは素晴らしいと思います。僕と同い年か……。
世界的に見ても、これはスピルバーグやクロサワに匹敵する、稀有な才能の登場だと思います。この瞬間にリアルタイムで立ち会っているという感覚が本当に嬉しい。

| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 22:49 | comments(3) | trackbacks(35) |
ハカタVOW(カンフー編)
今朝の読売新聞より。



どんどん近代化しているとはいえ、さすがに神秘の国、中国。
女ドラゴン対テロリスト、映画化希望。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | ハカタVOW | 23:02 | comments(2) | trackbacks(0) |
最近読んだ本
まとめていきます。

高島俊男「お言葉ですが…7 漢字語源の筋ちがい」(文春文庫)

年に一度のお楽しみ。このシリーズ、家では常に食事やトイレの片手間に読み返していて、読み終わるごとにまた一巻から読み返します。
読みやすさバツグンの名文と、圧倒的でさりげない知識量に毎度感動。


岩波明「狂喜の偽装 精神科医の臨床報告」(新潮社)

「精神科医の臨床報告」といえばそうだけど、あまり「狂喜の偽装」に関する話はなかったような。まあ、そうだろうな、というまっとうなことばかり。


家高康彦「実録!! 極真大乱」(東邦出版)

今のところ今年のベスト。大山倍達が死して後、分裂に次ぐ分裂でズタズタになっていく極真会館を間近でつぶさに見てきた男が全てを記す。
強い思い入れと、客観性を保とうとする意識のせめぎあいが素晴らしい緊張感を生んで、めちゃくちゃ面白い。


小松左京「日本沈没(上・下)」(小学館文庫)

映画を見る前に、というよりは第二部を読むために。
素晴らしい。「日本が沈没する」というハードSF考証もいいが、タイムリミットが近づく中での政府主導による一億人海外脱出計画に大興奮。


有栖川有栖「乱鴉の島」(新潮社)

孤島ものだが、仰々しい過剰な本格ではなく、いつものすっきりスマートな有栖川節。小技が利いてます。


柳田理科雄「空想科学読本5」(メディアファクトリー)

映画読本とか漫画読本とかいろいろ出てたけど、本家のこれは4年ぶり。
相変わらず楽しい。イラストレーターさんの力量が素晴らしすぎ。
柳田さん、お店にいらしたのでサインを頂きました。
「一日一科学 柳田理科雄」うーむ、深いぜ。


小松左京/谷甲州「日本沈没 第二部」(小学館)

めちゃくちゃ読み終わるのに時間がかかった。
前作から二十五年後、世界中に散らばった日本人と地球のその後を描いたものだが、前作のような「日本が沈没する話!」というような明快な柱がなく、ディティールばっかり細かくて、ラスト近くになるまで何の話なのかさっぱりわからない。
やはり若いときに自分で書いて欲しかったな(執筆自体は全て谷甲州が担当)。


マイケル・スワンウィック「グリュフォンの卵」(ハヤカワ文庫SF)

SF短編集。可もなく不可もなく。特に気に入った話もなければ、つまらんものもなし。


小松左京「SF魂」(新潮新書)

若き日のむちゃくちゃな仕事ぶりや、黎明期の日本SF界の面白さがてんこ盛り。
いろんなものを読み、いろんなところに行き、いろんな人の話を聞き、いろんなことをした男。すごい。すごすぎ。



| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 22:19 | comments(9) | trackbacks(0) |
夕焼け2
また昨日もキレイだけど不気味な夕焼けでした。
機能はデジカメ持ってなかったので携帯で。



「アキラ」のラストシーンみたい。
やはり日本沈没の前触れか?
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 21:51 | comments(4) | trackbacks(2) |
短編完成
書き下ろしアンソロジー用の短編「Gカップ・フェイント」が完成しました。
風光明媚な田舎町に二百人の外国人格闘家が集結するお話です。
そこで起こる不可能状況による殺人。巨乳ギャルは出てきません。
ボツにならなければいいんだけど。
本は時間差をつけた二分冊になると思われ、どっちに入るかわからないのでいつ発売かもよくわかりません。

さー次は長編の手直しです。これはかなり頑張らないと難しそう。
僕は一回完成しちゃうとわりと興味を失って放り出しちゃうことが多いので、手直しとか苦手なんです。
しかしやらないわけにはいかないので頑張ります。うーむ、めんどくさい(ゆうてしもた!)。

あ、もう言ってもいいのかな。「誰もわたしを倒せない」が十月ごろに文庫になる予定です。もちろん創元推理文庫。
新作長編がこれに連動できればよかったんだけど、もう少しかかりそうです。ていうかまだ出るとは限りません。

次の長編とかそろそろ考えないとなー。なんも思いついてません。はあー。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 作家活動 | 23:17 | comments(2) | trackbacks(7) |
<映画評> 日本沈没
監督:樋口真嗣
出演:草なぎ剛/柴崎コウ/豊川悦司/大地真央


えーと、うん、まず好意的に思ったことは、樋口真嗣の演出力が、「ローレライ」のときより数段アップしていること。
ある程度ドラマに起伏をつけて、ベタながら感動的シーンはそれなりに作り出せていた。
問題は主に脚本。原作と変えるのはまったくかまわないのだが、劇的にするためか、なぜ草なぎ君はあんなやり方で最後死地に赴かなければならんのか。あまりに原始的なやり方、いくらなんでももう少し安全性の高いシステムを作れるだろう。
草なぎや柴崎の神出鬼没ぶりにも無茶がありすぎ。どんどん沈没して交通も通信も分断されているのに、自由自在に日本のどこにでも現れるのにイライラ。
特撮はそれなりに凄かったが、凄惨さがまるでなかったので、しょせん絵空事にしか見えない。綺麗に廃墟になってしまうので「痛さ」がまったく伝わってこない。

以上、絵的な見ごたえはそれなりにあったけど、映画としてはかなりダメ。
初代「日本沈没」も録画してあるのでそのうち見て比較します。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 22:42 | comments(3) | trackbacks(0) |
夕焼け
仕事帰り乗り換えの駅で、なんだか夕日がきれいだったので撮ってみました。



たまにはいいね、こういうのも。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 21:13 | comments(6) | trackbacks(4) |
訃報
元講談社の編集者で、いわゆる「新本格ミステリ」の仕掛け人である宇山日出臣氏がお亡くなりになりました。
パーティーなどでお見かけするだけで、畏れ多いとお話したことがなかったことが悔やまれます。
ご冥福をお祈りします。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 作家活動 | 21:29 | comments(1) | trackbacks(3) |
ひさしぶりに東京でした。
先日の土日に、東京に行ってきました。
土曜に新作長編の打ち合わせ、および参加予定の書き下ろしアンソロジーの打ち合わせと飲み会。
ふだんあまり他の作家さんと交流がないので緊張しましたが、非情に刺激的で面白い時間を過ごしました。
日曜は一人で原宿で「ハチミツとクローバー展」を鑑賞し(笑)、ジュンク堂新宿店へ。懐かしい面々と再会し、そしてこれまでなかなか行く機会のなかった吉祥寺のミステリ専門書店「TRICK+TRAP」へ。
デビューに当たり大変お世話になった東京創元社の前社長、戸川さんがここで働いていらっしゃるのでご挨拶。
狭いながらも実に楽しい空間。ずっといたい気分でした。以前から気になっていた「わが名はヴィドック」などを購入し、ハードカバーにはひらいたかこさんデザイン、文庫にはいしいひさいちさんデザインのオリジナルブックカバーをつけてもらいご満悦。これも今回の上京の目的でした。
「袋はご入用ですか?」との問いに喜び勇んで「ぜひ!」と答えたら、なんと出てきたのはジュンク堂のビニール袋。なんでやねん!
「袋は自分たちのを使いまわしにしている」とのこと。いいけど。見飽きてるよ、この袋は(笑)!

新幹線では行きも帰りもぐっすり寝てしまい、ほとんど読書は出来ず。マイケル・スワンウィック「グリュフォンの卵」を半分ほど読んだだけでした。
んー最近書評の更新もしてませんね。読むペースはどんどん遅くなってます。しかし個人的な今年のベストクラスの本を最近読みました。いずれまた。

大学時代の友人たちとはまるで会えなかったのが心残り。しかし楽しい旅でした。


| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 21:23 | comments(4) | trackbacks(4) |
亀田嫌ーい
ボクシングそのものはなぜかあまり見ないのですが、辰吉はわりと好きでした。
亀田一家には辰吉にあった美学とか気品がまったくなくて大嫌いなのですが、それにしても今日はひどかった。
いや、試合自体はなかなかよかったんじゃないかと思います。好きではないけど、興毅はまあまあ頑張ったとは思います。
だからといって、彼が勝ちというのははっきり間違ってる。
全てが台無し。
まあこれはテレビ含めまわりすべてを巻き込んだプロジェクトだから、なりふりかまわずこういう結果が決まっていたのかもしれないが、それにしても醜い。醜悪。
具志堅の苦言は実に痛快で快哉を叫んだものだが、アンチを突き動かすまでにいたってはいないようだ。
どっかの週刊誌あたりが徹底的に暴いて叩いて欲しいものだが、そうなるとまさにPRIDEの二の舞というか、目くそ鼻くそを笑ってるだけになっちゃうので、もういいや。ほっとこう。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 22:11 | comments(5) | trackbacks(4) |
ハカタVOW(食品サンプル編)
想像を絶するまずそうなサンプル。



ネギとかこげこげやん。
サンプル自体が古くなったというより、最初からまずげに作ってあるとしか思えん。



ラーメンものびきってます。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | ハカタVOW | 00:05 | comments(1) | trackbacks(0) |