2005.09.25 Sunday
<書評> クドリャフカの順番
著者:米澤穂信
出版社:角川書店 よく知らずに読んだのですが、シリーズ三作目だったんですね。しまった。 まあしかし特に障害もないようだし、読みやすかったのでそのままするっと読み終えました。 文化祭の三日間に各クラブで起こる奇怪な盗難事件。主人公の高校生四人組の視点が順番に入れ替わり、手がかりが集まっていって事件の真相が判明、というオーソドックスな学園青春ミステリです(実も蓋もない書き方)。 この著者、ライトノベル出身のようで(それもよく知らなかった。要するに何にもわかってない)、実はいわゆるラノベってまったく読んだことがなく、まあでもだからといって別に関係ないので素直に読んだら素直によかったです。キャラ立ての仕方なんかにやっぱり特徴ありますね。 でも僕はいわゆる日常系の人が死なないミステリは少し苦手なのでべた褒めするほどではなかったのですが。うん。 |