伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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<書評> 哲人アリストテレスの殺人推理
著者:マーガレット・ドゥーディ
出版社:講談社


タイトルどおり、古代ギリシャを舞台におきた殺人事件をアリストテレスが推理する本格ミステリです。以上!
……と終わりにしたいくらいそれだけの話です。
なんだか、古代ギリシャのディティールに深みがなくて、どうにも作者の本気度が見えない。原文がそうなのか知らないけど、翻訳も古代ギリシャでその言い回しはないだろ、と言いたくなる感じでもどかしい。例えて言えば、時代劇で「ラッキー!」とかいうセリフ使ったりするような。
年末ベストに向けて新刊をいろいろ読んでるところなんですが、国内も海外もいまだ本命不在。先日書いたように今年は映画もピンとくるのがなくて、やはり歳のせいなのかなあ。
いやだいやだ。

| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 00:57 | comments(8) | trackbacks(1) |

コメント
少女の残酷性というのはわりとありふれたテーマだとは思いますが、少しづつ外していく感じが好印象です。
| http://www.luigifagioli.it | 2014/11/26 11:11 AM |

うぷっ。ちくしょう、笑ってしまったぜ。五年ぶりくらいにヤンマガ見たな。ヤンキーものばっかに見えたのは気のせいですか。
| http://www.livemylifelacoste.fr | 2015/05/21 4:16 PM |

本作でも「ん?」と思うところもあるにはあったが、話作りにおけるトップダウンとボトムアップの兼ね合いが絶妙。
拍手拍手。
| http://www.rugbyclubstrasbourg.fr | 2015/06/30 6:50 PM |

その日の気分で入れ替わる感じ
| http://www.hotel-patton.fr | 2015/07/02 4:40 PM |

麻耶雄嵩が子供のためになるようないい話を書けるはずもなく、またそんなこと期待していないのでなにをしようとかまいませんが、それにしてもこれはひどいのでは。ミステリのコードを過剰に用いながら、過剰に逸脱するという方法論を突き詰める麻耶にとってはある意味標準作とも言える内容だが
| http://www.corrierinocampaniasport.it | 2015/12/04 4:51 PM |

うむむ、いやあおもしろかった!
| http://www.artsiteweb.fr | 2016/05/21 11:29 AM |

ノンフィクションごちゃ混ぜです。
| http://www.lilotsaveurs.fr | 2016/07/27 5:55 PM |

これからが実に気になる作家です。
| http://www.latitudeyoga.fr | 2016/07/30 10:43 AM |

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