伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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あけましておめでとうございます
さて、年末は実家で過ごしてきました。完全な情報統制のもと、元日の夕方に自宅に帰還、夜中までかかって男祭りとダイナマイトをすべて見ました。あー疲れた。軽くその雑感。
男祭りはもう少し絞って短くしたほうが。いくらなんでも6時間近くは集中力が途切れる。個々の内容は、まず中村−近藤戦!なんであれで中村の勝ちなんだ? 途中放送カットされてたとはいえ、どう見てもあれは近藤でしょ。いくら外様とはいえ、菊田も含め、パンクラスの扱い悪すぎ。そう、菊田もまた柔道金メダリスト瀧本を子ども扱いにして終始圧倒し続け、寝技世界一ここにあり的な芸術的完勝だったのに、「極めきれなかった」というその一点のみで「菊田選手と瀧本選手に関しては、来年一からやり直してもらいたい。今のファイトぶりでは来年の大晦日出場は確約できないし、PRIDEのリングに上がってもらう確約は出来ません。」(榊原DSE社長)はないだろ! 単に嫌いなだけなのか? なぜあの内容で瀧本と菊田を同列に出来るのか。この評価はひどすぎ。
金子賢はまあ思ったより頑張ったんじゃないですか。フットチョークなんて面白い技高阪に解説されるまでわからなかったし、三角もすばやく取ってた。でも、それならなおのこと、ちゃんと他の大会に出て実績積んでから出てこいよ、といいたい。これ以上のレベルでプライドに出たくても出れない奴なんかごまんといるんだから。
メインはもう、ちょっとマイクで醒めましたね。「足折れちゃったよ」とか医者が診てもないのにオーバーに決め付けんなよ。やはりここはハッスルではなくプライドのリングなので、負けてぐずぐずリングの上で喋るのは潔くない。頑としてハッスルポーズを受けなかった吉田のほうが素敵でした。
というわけで、ベストバウトはシウバ―アローナ戦。これは気迫と技術が高いレベルで交錯した名勝負でした。2ラウンド目カットが信じられん。

ここでかなり疲れたのでK−1はざっと。こっちは相変わらず、レフェリングの意図が露骨過ぎ。たとえば武蔵−サップ戦。武蔵が1ダウン食らった上に反則攻撃でダメージありの絶体絶命。そこで武蔵の放ったキックで一瞬顔をしかめただけのサップにダウン宣告!おい!!めでたくダウンポイントでイーブン、反則攻撃分差し引かれて武蔵が判定勝ちしましたとさ。めでたしめでたし。アホか。
さらにKID−元気戦も、いくらなんでも止めるの早すぎでは。あれもKIDをスターとして売り出したい意図丸見えのいやなレフェリングでした。
それにしても所対ホイスを20分ノーカットで放送したのは快挙。こっちはこれだけで満足です。ある意味。
曙―ボビーはね…あまりにも曙がかわいそう。こんな試合曙にはカネ以外のメリットはまるでなく、やる気のなさも滲み出ていました。いくら弱いにせよ、こんな消費の仕方しなくても。見てられませんでした。
中尾―ヒーリング戦の試合前反則パンチは見たかったなーと思ってたら、ここにありました。直前の睨み合いでチュウしてしまった中尾に対し、切れたヒーリングがパンチ!うはは、なにをする!

というわけで、毎年この時期疲れます。特に男祭りはガチンコに対する集中力が続かないので、今年の年末はハッスルとの二部構成希望。
では皆さん、今年もよろしくお願いします。今年はストイックに生きるのが目標です。なんとか今書いている長編を形にするのも。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 19:19 | comments(4) | trackbacks(6) |