伯方雪日の罵詈淘奴日記

著者:歌野晶午
出版社:角川書店

ダメオタクが出会った女王様との目くるめくＳＭ体験ミステリ！というような噂を聞いていたのですが、だいぶ違いました（笑）。
えーと、なんというのか説明不可能な変なお話です。なに言ってもネタバレになっちゃいそうな。
「葉桜の季節に君を想うということ」の歌野、という見方をされていると思いますが、もともと本格ミステリというカテゴリに対する懐疑意識の豊富な人で、「世界の終わり、あるいは始まり」といったかなり先鋭的な実験作もあり、本書は若干そこからスタンダードなミステリ寄りに仕上げた感じでしょうか。
このひねくれ具合、紛れもなく「歌野晶午」です。面白かった。

、手がかりが集まっていって事件の真相が判明、というオーソドックスな学園青春ミステリです（実も蓋もない書き方）。

本作でも「ん？」と思うところもあるにはあったが、話作りにおけるトップダウンとボトムアップの兼ね合いが絶妙。
拍手拍手。

ああ、それでも、やはりなんとなく乗り切れなかった。ラストはもう少しひねり方があったんじゃないだろうか、とか。残念です。

「人形」という手垢はついているが、確実にある程度怖い映像が撮れるネタを用いながら、ひとっかけらも怖くない。それはもう、笑えてしまうほど怖くない。誰がなんと言おうと怖くない。
ストーリーもなんだか妙で、二つあるラインの関係が不明だし、とにかく圧倒的につまらない。

うむむ、いやあおもしろかった！

ノンフィクションごちゃ混ぜです。

これからが実に気になる作家です。

かなり良い記事。 たまたまあなたのブログに出会い、ブログ投稿を楽しく読ませていただきました。 より貴重な情報を得るために新しい記事を探しています。

めまぐるしく変化する現代社会において、ゲームはストレスから逃れる素晴らしい方法です。楽しいゲームに没頭すると気分が高まり、日々の課題から解放されて必要な休息が得られます。

オタクの不器用で臆病な性格と、女王様の傲慢で大胆な性格のコントラストが、可笑しくも悲しい状況を生み出します。

予想外の展開や物語のどんでん返しが読者を惹きつける魅力のある作品です。

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