2005.10.18 Tuesday
<書評> 斬首人の復讐
著者:マイケル・スレイド
出版社:文藝春秋(文春文庫) というわけで、スレイド二年ぶりの新刊。まず開いた目次に爆笑できます。 「第一部 生首を狩ってみろ」「第二部 生首を斬ってみろ」「第三部 生首を喰ってみろ」なんなんだそれは!各部の章タイトルも凝りまくり。うぷぷ。 今回は「ヘッドハンター」の続編です。かなりダイレクトな続編で、一応「未読でも大丈夫」的なことは解説で言われていますが、まあ宣伝的にはそう言わなければいけないのかもしれませんが、これはやはり読んでおかないと厳しいです。なんせ「ヘッドハンター」事件では微妙な描写だった真犯人が明かされるという展開ですから。 解決したはずの「ヘッドハンター」が舞い戻ってきたのか?という連続首切り事件発生。しかもどうやら別口で首切ってるヤツも混じってるらしい(笑)。←このへんがスレイド。 折りしもカナダ先住民族の過激派が蜂起を企て(このへんもスレイド)、スペシャルXは人員を分割せざるを得なくなる。 ヘッドハンターたちを追うディクラークとスパン、先住民族と一触即発の交渉を行うジンク・チャンドラーや<狂犬>ラビドウスキィ。 そして次から次へと明かされる驚愕の真犯人のつるべ打ち。←やっぱりスレイド 相変わらず長すぎるのですが、もうそこもスレイドならではなんで許します。スレイド万歳です。面白かった! なお、一部解釈に不安があった部分を、翻訳者の夏来健次さんに丁寧に解説していただきました。ありがとうございました。 |