2005.06.05 Sunday
保守化する己に抵抗を
友人に借りた「ハチミツとクローバー」を6巻まで読みました。
面白いんだけど、なんだか胸の奥が痒くなるような違和感がある。これは「のだめカンタービレ」を読んだときにも思った。デジャヴだ。 両者に共通するのはなんだろうと考えて、おそらく「才能あるものの描き方」じゃないかな、と思った。 「のだめ」の千秋やのだめ、「ハチクロ」の森田やはぐ、彼らのなんともさらりとした天才性の発揮ぶりに違和感を感じるようだ。 なんというか、「才能」というある意味孤高にならざるを得ないものを、ミョーに大衆性のあるものに貶めているというか。うーん、上手く言えない。 「天才やエリートの孤独」という古典的でベタなものがやっぱり好きなのかな、俺は。保守的だなあ。 というわけで、やはり「ガラスの仮面」のような話が好きです(笑)。 「ヘビメタさん」あいかわらず破壊的に面白い。録画して二回は見る。ビョーキか、俺は。 その影響でツタヤでHR/HMを借りまくっている。 昔聴いていたのはほとんどテープかMDで、両者ともすでにハードがないのでずーっと聴いていなくて、そのあたりの懐かしアルバムを聴いて燃えまくっているのです。ああ、これまた保守的。いかんいかん。 |