伯方雪日の罵詈淘奴日記

著者：山田正紀
出版社：角川春樹事務所（ハルキ文庫）

およそ３０年ぶりに出たパート２を読むために久しぶりに再読。
謎の古代文字から論理レベルの違う存在としての「神」の実在を確信する若き情報工学者。
協力者とともに人類の運命を操る神に対して戦いを挑む…。
「語りえないことに対しては沈黙しなければならない」というヴィトゲンシュタインのテーゼに真正面から挑む山田正紀のデビュー作。その瑞々しい感性が実に眩しい。
「それは、薊でなければならなかった」というオープニングは鳥肌もの。あっという間に世界に引き込まれます。
さて、ベテラン作家と化した著者が放つ「2」は如何に？

他にも、あらゆるものがおっぱいに見えてしまう「巨乳症候群」、飲むと絶対に勃たない「インポグラ」など自由奔放でかつシニカルな短編ばかり。

本作でも「ん？」と思うところもあるにはあったが、話作りにおけるトップダウンとボトムアップの兼ね合いが絶妙。
拍手拍手。

サンプル自体が古くなったというより、最初からまずげに作ってあるとしか思えん。

横浜デートスポット

どれも目を見張るようなトリックやどんでん返しがあるわけではないですが、シリーズキャラの強みと、ちょっとした部分で小技が効いているのが実にニクいです。

わからないが、幻想的な謎と合理的な解決、という意味では確かに本格か。絵柄はあまり好きではないです。

わからないが、幻想的な謎と合理的な解決、という意味では確かに本格か。絵柄はあまり好きではないです。

サンプル自体が古くなったというより、最初からまずげに作ってあるとしか思えん。

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サンプル自体が古くなったというより、最初からまずげに作ってあるとしか思えん。

サンプル自体が古くなったというより、最初からまずげに作ってあるとしか思えん。

あれよあれよという間に、ピットとアル（いいキャスト！）はニジェール川でボート・チェイス！　そして砂漠で置き去りにされた二人は飛行機の残骸を砂漠を突っ走るヨットに改造！　さらには１５０年前の大砲でヘリを撃墜！

サンプル自体が古くなったというより、最初からまずげに作ってあるとしか思えん

嬉しくなりました。

うむむ、いやあおもしろかった！

ノンフィクションごちゃ混ぜです。

これからが実に気になる作家です。

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