伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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ギャグ・・・のつもりか?
く、クロマティが
うははは、バカだ!
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 23:19 | comments(16) | trackbacks(11) |
<書評> ベルカ、吠えないのか?
著者:古川日出男
出版社:文藝春秋


な、なんなんだこの話は。
発端は第二次大戦下のアリューシャン列島に置き去りにされたイヌたち。
彼らを祖とする末裔たちのたどる運命から朝鮮戦争、ベトナム戦争、メキシコマフィア、アフガン戦争、ロシア崩壊など現代史を捉えなおす、壮大なイヌ・クロニクル。もちろんイヌ紀元年は1957年、スプートニク二号にライカ犬が乗り込んだ年だ(笑)。
いやー変な話思いつくもんです。この発想力には脱帽します。
文章もなんというか、イヌに語りかけるような文体が時折妙な逸脱を見せて不思議な感覚を味わわせてくれる。
若干ついていけないところもあったのですが、そのイマジネーションと文体に強烈な吸引力がありました。
いや、凄いです。としかいえんな、この本。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 00:54 | comments(18) | trackbacks(1) |
PRIDEGP二回戦
たった今、PRIDE地上波見終わりましたよ…。
せつないよ。もうこれ以外ないという終わり方…。
それにしてもDSE、もう桜庭に無茶させるのやめてやってくれよ。
あんだけ目が腫れ上がってるのに無理やり続行って、出来るわけないだろ!
試合に出るのは桜庭の希望もあるだろうからいいけど、勝手な期待だけ押し付けて止めるべきところを止めずに続けさせるのは見ていてつらすぎる。
言ってもしかたないけど、対アローナ、五年前に見たかったな。

これで決勝大会はブラジル人3人にオランダ人一人。日本人ゼロですか。
ワンマッチにミルコ対ヒョードル以外にもかなりデカイの持ってこないときついだろうな。
しかし僕のアリスター優勝予想は一気に現実味を帯びてきましたね。

瀧本の相変わらずの頑固なナチュラルヒールキャラはいいですねえ。
同じく頑固でひねくれ者の田村をぶつけたのは実にいいカードだったと思います(試合は今ひとつでしたが)。

はあーせつない。もう寝ます。

| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 00:20 | comments(17) | trackbacks(54) |
<書評> 弥勒の掌
著者:我孫子武丸
出版社:文藝春秋(本格ミステリマスターズ)


我孫子武丸久しぶりの書き下ろし長編です。
遊びとかケレンとかは「邪魔邪魔!」とばかりに排除して、一発ネタへとつなぐ本筋だけをグイグイ進めます。
その辺が物足りない、と感じてしまうところでもあります。
ラストも、え、その終わり方でいいの?というなんだか急いで書き上げちゃった感が。
ネタ自体は、ああーなるほどね、ははは、やられた!て感じです(笑)。いや、ネタバレせずに説明しにくいもんで…。
そういう意味では面白かったのですが、やはりもう少し粘って書き込んだほうがもっと面白くなったんじゃないかなと思います。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 21:40 | comments(18) | trackbacks(0) |
板尾ソング
ふははは、なにげなく発見したこのページでひとりで爆笑しまくってました。
「ごっつ」時代の板尾の即興オリジナルソングがたくさん聴けます。
お気に入りは「半殺し」かな。エキゾチックポリス〜♪ がははは!

友人に借りた「エマ」を五巻まで読み終わりました。
前にも少し書きましたが、なにが面白いのかなあ、これ。やっぱりわからん。
キャラクターは単純で類型的、絵の書き分けも下手、そしてストーリーも一本調子で安直。というわけで、もう続きが出ても読まないでしょう。

最近は真面目にすこしづつ小説を書いています。地味な毎日。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 21:23 | comments(13) | trackbacks(6) |
<書評> 花まんま
著者:朱川湊人
出版社:文藝春秋


うわちゃあーこれは上手いわ。
ちょっぴりホラーで、たっぷり切ない短編集。
どの話も独立しているが、主人公が大阪の下町で過ごした子供時代の不思議な話を回想する、というのが共通のフォーマットで、おそらく三十〜四十代の関西人は軒並みツボじゃなかろうか。
パルナスの歌、コードつきリモコン戦車、文房具屋の店先にぶら下がるボールの入ったビニール袋、霊柩車が通ると親指を隠す風習……。
ひとつひとつの文章が特に流麗だったり冴えているわけではないのだが、全体として発する雰囲気が素晴らしい。
切なさベストは表題作「花まんま」、怖さベストは「妖精生物」。ラストの一文がとんでもなく怖いです。
同じパターンが続いて後半少し飽きてきましたが、それでも出色の短編集。
今年のベスト候補です。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 00:13 | comments(17) | trackbacks(2) |
意味があるのかモーオタ最強
わはは、どこまでマジなのか知らんが、モーオタ最強を決めるMMAトーナメントだそうだ。
(注:MMA=Mixed Martial Arts いわゆる総合格闘技。なんといつの間にかPRIDEが商標登録している!)

さて、次回武士道も熱いぜ。
川尻対ブスカペなんか鼻血が出そうなカードDEATH!(これはヘビメタさん風)
そして間近に迫ったPRIDEGP二回戦。アローナは隙がなさ過ぎ。一本はなかなか取れないだろうし、判定になったら有利になるようなポジションをずーっとキープしてそうで、もう桜庭が負けちゃうイメージしか出てこないんですけど。
ずばり伯方の優勝予想はアリスターです。

というわけで、今週金曜の「虎の門」は待望の第十回しりとり竜王戦だ!
関東方面の皆、見ることのできる喜びを噛みしめながら見てくれ!

| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 00:02 | comments(13) | trackbacks(5) |
<書評> 黒笑小説
著者:東野圭吾
出版社:集英社


うはは、これはイヤな短編集だ。
とくに、短編の新人賞を受賞しただけで舞い上がって作家気取りになってしまう男(「線香花火」)には我が身を省みて、笑うとともにもう身の置き所がなくなってしまうような羞恥を感じました。
他にも、あらゆるものがおっぱいに見えてしまう「巨乳症候群」、飲むと絶対に勃たない「インポグラ」など自由奔放でかつシニカルな短編ばかり。
「神狩り」というヘビーなテーマの後の息抜きにぴったりでした。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 21:41 | comments(16) | trackbacks(3) |
<書評> 神狩り2 リッパー
著者:山田正紀
出版社:徳間書店


ようやく読み終えました。労作です。
基本的に、若さの勢いで突っ走った前作の感覚的な主張に対し、SFとしてのある程度のリアリティを与えるバックボーンの積み重ねに主眼を置いたような感じ。
最先端のブレインサイエンスの知識を駆使して、脳が記憶や感覚をつかさどる装置ではなく、実は編集装置でしかないという理論を展開します。
つまり、メタ的な脳が存在する、それこそが<神>なのか…。
非常に面白い発想です。説明過多になって物語としての面白さが犠牲にされてしまった感がありますが、十分読み応えがありました。

それにしてもなんで「リップスティック」なんだろう。ここだけどうにも浮いているような気がするんですが。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 14:10 | comments(17) | trackbacks(0) |
食在王将
なんだか昨日急にアクセスが増えたと思ったら、mixiで大森望さんにリンクしたからですか。恐るべし。

さて、そのmixiの某氏の日記から王将の話になったのでこちらでも。
基本的に関西ローカルのようだが、「餃子の王将」なるチェーン店がある。
餃子(店員用語コーテル)一皿180円、炒飯(同ソーハン)350円と安いのだが、とにかく不潔で大雑把。
梅田にある店では、オーダーを乱暴に紙に書きなぐり、洗い物の溜まっている流しの水にくぐらせ、背後の壁にベッチョンと貼る、という豪快さ。
ソーハンなど、出来上がったものの余りを炒めなおすなどザラ。唐揚げ(エンザーキ)は作り置きしておいて、オーダーが入ればもう一度油の中を軽く通して出来上がり!
(あ、あくまで伯方が某店で目撃しただけなので、すべてのお店でそういうことをしているかは知りません)
などと書くと、「そんな店誰が行くか!」と思うのだが、なぜか行ってしまうんですよ。これが。なんでだろうなあ。
仕事帰りにヌルヌルの床を這うようにして席に着き、ギョーザ食いながら生ビールなど飲んでるとつくづく幸せを感じます。

なお、テレビCMでは「餃子一日百万個」などと謳っていますが、計算してみると、一日一店舗あたり平均約348人前(王将HPによると店舗数は478。一皿6個です)うーん、それはちょっと多いような気がするな(笑)。

ちなみにe-NOVELSの田中啓文氏・我孫子武丸氏によるエッセイ「食は応酬にあり」、今回のネタがまさにその王将です。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 20:41 | comments(13) | trackbacks(5) |
ジャーロ 2005年夏号
第5回本格ミステリ大賞への選評を寄せています(偉そうですが…)。
伯方が一票を投じたのは「暗黒館の殺人」ですが、受賞作は「生首に聞いてみろ」でした。残念。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 作家活動 | 08:02 | comments(13) | trackbacks(2) |
<書評> 神狩り
著者:山田正紀
出版社:角川春樹事務所(ハルキ文庫)


およそ30年ぶりに出たパート2を読むために久しぶりに再読。
謎の古代文字から論理レベルの違う存在としての「神」の実在を確信する若き情報工学者。
協力者とともに人類の運命を操る神に対して戦いを挑む…。
「語りえないことに対しては沈黙しなければならない」というヴィトゲンシュタインのテーゼに真正面から挑む山田正紀のデビュー作。その瑞々しい感性が実に眩しい。
「それは、薊でなければならなかった」というオープニングは鳥肌もの。あっという間に世界に引き込まれます。
さて、ベテラン作家と化した著者が放つ「2」は如何に?
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 22:48 | comments(17) | trackbacks(0) |
武士道地上波
先日のPRIDE武士道の地上波放送があったので再見しました。
島田裕二レフェリーはダメですね、ホントに。明らかに選手の安全より興行が盛り上がる方を優先している。
2ラウンドの美濃輪はもういつ止めてもいいくらいフラフラになっていて、倒れたあとの顔面キックで誰がなんと言おうと止めるべき。さらに数回の踏み付けまで傍観していたのはレフェリーとして言語道断。
観客が「美濃輪ならここから奇蹟の逆転…!」と期待してしまうのはしかたないが、レフェリーがそれじゃダメでしょう。選手が死んでしまいます。

それにしてもシュートボクセ、「ブラジル悪の巣窟」だの「雑草軍団」だの好き放題言われてますね(笑)。煽り映像の面白さは毎度上手いです、フジテレビ。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 11:48 | comments(15) | trackbacks(3) |
ジャコビニ流星打法!
ははは、逆境ナインに続いてこんなものまで。マジですか?

「のだめカンタービレ」「ハチミツとクローバー」に続いて借りた「エマ」を読んでいます。まだ2巻ですが、なんとも物足りないお話。
舞台がちょっとものめずらしいだけで、やってることは七十年代少女漫画(しかもかなり低年齢向け)。なんでこれこんなに受けてるんですか?

オジー・オズボーンと組んでいたギタリスト、ザック・ワイルドが今率いているバンド、Black Label SocietyのCDを友人にまとめて借りました。バリバリにザクザクのディストーション・ギターが快感です。
さあ、今週ももうすぐ「ヘビメタさん」だ! 今日のゲストはK−1武蔵。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 01:33 | comments(13) | trackbacks(2) |
<書評> モロッコ水晶の謎
著者:有栖川有栖
出版社:講談社(講談社ノベルス)


おなじみ国名シリーズの短編集です。
どれも目を見張るようなトリックやどんでん返しがあるわけではないですが、シリーズキャラの強みと、ちょっとした部分で小技が効いているのが実にニクいです。
表題作が上手いです。占い師という役柄を実に上手く物語に溶け込ませ、オチ部分での用い方も見事。
そんなところです。安定してますね。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 01:23 | comments(17) | trackbacks(1) |
<映画評> バットマンビギンズ
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール/リーアム・ニーソン/渡辺謙/マイケル・ケイン/モーガン・フリーマン


試写会です。
まあまあでした。ティム・バートン版の一作目よりははるかにいいと思います(二作目は好き)。
バットマン役もマイケル・キートンよりずっとよかったし。クリスチャン・ベール…なんか名前に覚えがあるなあと思ったらあれだよ!「太陽の帝国」の少年!ひえーおっきくなっちゃってもう。
それにしても豪華キャストですな。といっても渡辺謙の役は相当に腰砕け。ルトガー・ハウアーまで使ってるのにしょうもない役だったし、どうもリキを入れるところが違うんじゃないかと。
まあ、あと言っておきたいことは、アメリカ人、そろそろニンジャはそんなんじゃないってことをわかったらどうかね?ってとこですかね。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 21:14 | comments(12) | trackbacks(0) |
<書評> 好き好き大好き超愛してる
著者:舞城王太郎
出版社:講談社


お気に入りマイジョウです。
芥川賞候補にもなった表題作と「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」の二作収録。
いやー、そろそろついていけなくなってきたかな(笑)。
これまでも奔放に好き勝手書いてきた人ではありますが、まだかろうじて地に足をつけているところがあったと思うのです。
それがもう今回は飛ばす飛ばす。
その独特の言葉回しによるドライブ感は健在なのでリーダビリティはすごいのですが、はっきり言ってまったくわけがわかりませんでした。
暴漢によって頭に突き刺されたプラスドライバーをきっかけに、世界を救う鍵となる少年の話(「ドリルホール…」)とかもう、シュール・ウルトラマンというかなんというか。わかんないでしょ。
それにしても、自らのイラストを数ページに渡りカラー掲載し、話によってフォントやレイアウトも異なればなんと紙質すら変えるという造本の凝りよう。こういうところにこだわる作家さんの感性って好きです。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 02:23 | comments(16) | trackbacks(5) |
<映画評> ターミナル
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/スタンリー・トゥッチ


レンタルです。
やはりスピルバーグのこの路線には抵抗がありますね。
あんたが撮らなくてもいいやん!て突っ込みたくなります。
すごくよく出来てて、そのそつのなさが残念でもどかしいのです。
スピルバーグはやはりオタク的遊び心山盛りで撮ってくれないと。
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」とかもまったく乗れなかったクチでして、しかし「マイノリティ・リポート」なんかには血沸き肉踊ったクチです。はい。
というわけで「宇宙戦争」は超期待です。要するに同じトムでもハンクス路線ではなくクルーズ路線支持。

あ、ダメな映画じゃないんですよ、これ。むしろいいんですが。ただ、ちょっと、ねえ。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 02:10 | comments(12) | trackbacks(0) |
<書評> 雨の午後の降霊会
著者:マーク・マクシェーン
出版社:東京創元社(創元推理文庫)


ロンドン郊外に住むある夫婦がたくらんだ誘拐事件。
目的は身代金ではなく、人質そのものでもない。
「霊媒師」である妻が、自らが誘拐した子供の居場所を「霊視」して、霊能力者としての評判を上げるための茶番だった。
うん、なかなか面白いストーリーです。
そしてこの話のなかなか危うい微妙さを醸しているのが、霊媒である妻は自分の能力を完全に信じていて、この犯罪はあくまでメジャーになるための現実的手段だと思っている点。
そして、重大犯罪にはじめて手を染める人間の緊張や間抜けっぷりのリアルさ。
犯人が計算しまくって完璧に動くようなありがちなものと違い、ちょっとしたミスを繰り返し、喘息の発作で死にそうになってる夫の情けなさはほとんどギャグで、同情の余地のないはずの夫婦に妙な思い入れを生じさせてしまう。
オチはまあ読める範囲ですが、二人の間抜けさにトドメを刺すものでした。わっはっは!
さらりと読めて、さらりと面白い本でした。うん。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 19:59 | comments(16) | trackbacks(1) |
保守化する己に抵抗を
友人に借りた「ハチミツとクローバー」を6巻まで読みました。
面白いんだけど、なんだか胸の奥が痒くなるような違和感がある。これは「のだめカンタービレ」を読んだときにも思った。デジャヴだ。
両者に共通するのはなんだろうと考えて、おそらく「才能あるものの描き方」じゃないかな、と思った。
「のだめ」の千秋やのだめ、「ハチクロ」の森田やはぐ、彼らのなんともさらりとした天才性の発揮ぶりに違和感を感じるようだ。
なんというか、「才能」というある意味孤高にならざるを得ないものを、ミョーに大衆性のあるものに貶めているというか。うーん、上手く言えない。
「天才やエリートの孤独」という古典的でベタなものがやっぱり好きなのかな、俺は。保守的だなあ。
というわけで、やはり「ガラスの仮面」のような話が好きです(笑)。

「ヘビメタさん」あいかわらず破壊的に面白い。録画して二回は見る。ビョーキか、俺は。
その影響でツタヤでHR/HMを借りまくっている。
昔聴いていたのはほとんどテープかMDで、両者ともすでにハードがないのでずーっと聴いていなくて、そのあたりの懐かしアルバムを聴いて燃えまくっているのです。ああ、これまた保守的。いかんいかん。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 罵詈淘奴(雑多なこと) | 21:59 | comments(12) | trackbacks(3) |
<書評> ルパンの消息
著者:横山秀夫
出版社:光文社(カッパノベルス)


横山秀夫幻のデビュー作。
今はなきサントリーミステリー大賞で佳作を受賞するも刊行されなかったという作品を加筆したものです。
ああ、いいですね、実に。
確かに横山秀夫でありながら、なんともいえない若さが感じられる。
本格ミステリにおいては、基本的にトリックやどんでん返しを成立させることに主眼が置かれ、キャラクターや動機などはそのための小道具として強引な後付けをされることが多い。
横山秀夫はそこを処理するのが実に上手く、「本格ミステリであること」すら感じさせないほどだ。
本作でも「ん?」と思うところもあるにはあったが、話作りにおけるトップダウンとボトムアップの兼ね合いが絶妙。
拍手拍手。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 書評 | 01:46 | comments(16) | trackbacks(4) |
本格ミステリ05(講談社ノベルス)


6/8ごろ講談社ノベルスで発売予定です。
拙著「誰もわたしを倒せない」(東京創元社)より、短編「覆面(マスク)」が収録されております。
大きな改稿はしていませんので単行本を既読の方は読まなくて結構です。
こちらから入った方は単行本で続きを読んでもらえると幸いです。一応連作短編集なので。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 作家活動 | 18:10 | comments(11) | trackbacks(2) |
<映画評> オペレッタ狸御殿
監督:鈴木清順
出演:オダギリジョー/チャン・ツィイー/薬師丸ひろ子/由紀さおり


いや、うーん、えっと、要するに前田日明風に言うならば、
「鈴木清順なら何をしても許されるのか!」
て感じでしょうか(笑)。
異常なテンポの悪さはやはり「老い」のせいなのかな。晩年の岡本喜八もこんな感じでしたね。
せっかくのオダギリジョー、チャン・ツィイーという素材をびっくりするくらい生かせてません。一人頑張っている薬師丸ひろ子が空回りでかわいそうです。
そういやこの映画のノベライズが出ましたが、一体どんなものなんでしょうか。この映画、「映像を見る」ことがほとんどすべてで、お話など5%くらいしか占めてないと思うのですが。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 16:40 | comments(13) | trackbacks(4) |
<映画評> ミリオンダラー・ベイビー
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド/ヒラリー・スワンク/モーガン・フリーマン


うあああ、見ちゃったよう。なんという暗い映画だ。
アカデミー賞取ったし、どうも世間では涙涙の感動ロマン!みたいな認識をされているようだが、違うぞー!
そんな勘違いをして軽い気持ちで来たカップルを奈落の底に突き落とす地獄映画です(それはある意味痛快だが)。
そもそもイーストウッドはわかりやすい感動の記号なぞ頑なに入れない人で、その意味ではいつも通りなのか。
いやしかしこのラスト、若い監督が作ったのなら、「ああ、まあ、うん、若い頃はこういうこと考えちゃうよなあ、若気の至りか。うんうん」などと納得してしまえますが、イーストウッドのような爺さんにやられちゃうともう立ち直れないほどのダメージです(笑)。
こういうのがアカデミー賞か。アメリカでの興行的にはどうなんだろう。どう考えてもアメリカ人の一般層が好みそうな映画ではないと思うんですが。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 23:16 | comments(14) | trackbacks(0) |
ハカタVOW


さわやかにポン! これなら奥さんも許してくれるでしょう。
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | ハカタVOW | 19:39 | comments(13) | trackbacks(0) |
ハカタVOW


DVD、ゲーム、同人、写真集、そして精力剤…。わかりやすいな!
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | ハカタVOW | 19:36 | comments(12) | trackbacks(0) |