伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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<映画評> 宇宙戦争
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ/ダコタ・ファニング/ティム・ロビンス


早速見て来ました。
うううーむ、難しいなあ。
まず、前半圧倒的な素晴らしさを感じました。問答無用で謎の生物が襲い掛かってくる映像の迫力。
一体誰が何のためにこんなことしてくるのかまるでわからない恐怖感。
「ああ、これは『激突!』だ!」と思いました。スピルバーグの原点です。

ただ、これは実際一緒に見た連れがそうだったのですが、今の若い人たちはこの原作が百年以上前に書かれた古典SFだということを知らないようなのです。
スピルバーグとしては古典へのリスペクトのつもりなんだろうが、その辺知らない人にとって、やたらレトロな宇宙人像やメカデザイン、光線でジュバアっと灰になっちゃう人なんかがギャグに見えちゃうようなんですよ。
僕も劇場ではずっとハラハラしてたのに、落ち着いて思い出すと確かにマヌケ感があります。
まあ、劇場では特撮のあまりの凄さ(デニス・ミューレン!)に圧倒されっぱなしだったし、楽しめたからいいんですが。

以下ネタバレ少ししそうなんで分けますね。
未見の方はご注意。
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| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 18:48 | comments(22) | trackbacks(60) |