伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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<映画評> 亡国のイージス
監督:阪本順治
出演:真田広之/中井貴一/寺尾聰/佐藤浩市


試写会です。おもしろかったー!!!
「ローレライ」は正直うーん、という感じでしたが、あちらではバッサリ欠けていた人間ドラマをこれでもかと見せてくれます。
俳優のいい面を引き出す、という意味ではとにかく日本映画史に残るに違いない圧倒的な演出力を持っている阪本順治ならではです。
特にこれは凄い、と思ったのは、戦闘機パイロットの真木蔵人。ヘルメット、真っ黒のバイザー、酸素マスク、と顔がまったく見えないのに、クライマックスの緊張感、安堵が見事に伝わってきます。これが「演出」なんだよ!と叫びたくなりました。
どうしても比較してしまって向こうには悪いですが、「ローレライ」の問題点は、複雑な人間ドラマとアクションエンターテインメントという二つの目標に対し、端から「どっちかに絞らないと無理だよな」とあきらめて人間ドラマを切り捨ててしまったところだと思います。
対して「イージス」は、両方を何とかしようと必死に足掻いている。あきらめていない。やるべきことをきちんとやっている。その誠意がスクリーンを通して伝わってくるのです。
いやーよかった。ジャッキーの「香港国際警察 NEW POLICE STORY」と並んで今年のベスト候補です(笑)。
熱い、熱いぜ真田広之!
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 23:39 | comments(9) | trackbacks(5) |