2005.05.12 Thursday
第九回しりとり竜王戦
いやはや、いかんなあ。ブログとやらは。
更新があまりにも楽じゃないか。
今までしこしこエディタで文書いて、手打ちでタグ入れて、画像はリサイズして、アップローダでファイル選んでアップして、ってやっていたのがたちまち馬鹿らしくなってしまいました。
まあその分の時間を他に回せるのはいいことです。当面素直にこっちで行きましょう。
今日は昼に友人が遊びに来て、先日の第九回しりとり竜王戦を見ていました。
知らない方に説明すると、これは「虎の門」という関東ローカルの深夜番組の一企画で、大体二ヶ月に一度はこの「しりとり竜王戦」が行われているのです。
八人の芸人やタレントが会し、いとうせいこうの司会の元でテーマに沿ったしりとりトーナメントを行う、というだけなんですが、これがめっぽう面白い。
「高倉健の独り言」「ヨン様の寝言」「ボツになったドラえもんの道具」などの微妙なテーマから生放送で言葉を搾り出していく緊張感がたまらなく、ギリギリで生み出された言葉の爆発力に笑い転げるという番組。
この面白さを知ってしまった僕は、放送時には関東の友人に録画してもらい、DVDを郵送してもらうという面倒な手間をかけて見ています。
圧倒的な強さ(面白さ)で、前回永世竜王の座を獲得した板尾が、今回不参加というのは、おそらく番組としては賭けだったでしょう。果たして板尾なしで面白くなるか?
結果は、うーん、微妙。なかなかよかったが、ここに板尾がいたら数倍面白かったはず、という不満が残りました。それほど板尾は強いんです。
しかし今回の救いは、第三回竜王戦で板尾と伝説の決勝戦を繰り広げた川元文太(ダブルブッキング)が久々に参戦し、しかもまれに見る絶好調だったこと。
「ガッカリな言葉」テーマでのしりとりツバメ返し(〜だが〜の形にする)における、
・旅行に行きたいのだが、鎖につながれている。
・楽しい友達なのだが、石炭で動く。
・いい人なのだが、作物に害を与える。
「曙の寝言」テーマでのしりとりイマジネーション(想像で勝手に言う)における、
・すまねえが、このバイクちょっと借りるぜ。
・俺が落としたのは、金の斧です。
「胡散臭い言葉」テーマでの
・うわべだけですが、つきあってください。
などなど。たぶん面白さが伝わりにくいと思いますが、見れる環境の方は一度見てください。実に面白いです。
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