伯方雪日の罵詈淘奴日記

罵詈淘奴=バーリ・トゥード=ポルトガル語で「なんでもあり」です
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<映画評> サハラ 死の砂漠を脱出せよ
監督:ブレック・アイズナー
出演:マシュー・マコノヒー/ペネロペ・クルス/スティーヴ・ザーン


試写会です。
ダーク・ピットの大冒険シリーズ、ついに大々的に映画化!(一応20年以上前に「レイズ・ザ・タイタニック」があるけど未見だし、今回とはまったく別物でしょう)
このシリーズの原作、十年ほど前にハマってて、当時出ていた巻は大概読んだものでしたが、ほとんど綺麗さっぱり忘れています。
今回の原作「死のサハラを脱出せよ」も読んだかどうかすら忘れています。ははは。
いや、まさにそういう読み捨てパルプ・フィクション感覚のB級おバカ大活劇なんですよ。
そしてこの映画、おお、見事にそのご都合主義満載のバカ・アクション路線を踏襲! 嬉しくなりました。これはいい!
サハラ砂漠に埋もれた南北戦争時代の軍艦(!)という「なんじゃいそりゃあ!」な謎と、アフリカを襲う謎の伝染病という二つのプロットが、絡まり、錯綜する…わけではまったくなく、真正面からぶつかり合ってひとつのヨタ話に大変身!
あれよあれよという間に、ピットとアル(いいキャスト!)はニジェール川でボート・チェイス! そして砂漠で置き去りにされた二人は飛行機の残骸を砂漠を突っ走るヨットに改造! さらには150年前の大砲でヘリを撃墜!
ぐははは! いいぞいいぞ! これは続編希望! 面白かった!
| 伯方雪日(はかたゆきひ) | 映画評 | 23:29 | comments(14) | trackbacks(2) |